特に印象に残った施術

2023.02.21

今回の例は、現在も続いている施術です。

年齢は70代女性です。

パーキンソン病です。
全身の筋肉げ膠着する病気で難病の
一つと言われています。

お元気だったころから、この方を知って
いるのですが、体が柔らかく動きが
とてもしなやかでした。

今の状態が信じられない程です。

本当に病気は怖いです。

パーキンソン病になられてから、当然病院
には通って見えて、薬は毎日欠かせません。

朝、昼、夜と服用する時間も決まっていて
忘れてしまうとたちまち悪くなってしまい
ます。

この方、それだけではなく、腰椎の圧迫骨折で
腰の骨を金属固定してあるんです。

それだけに。

施術をお願いされた時には、色々と悩み
ました。

まず、うつ伏せなど、自由に体勢を変える事
も出来ず、雑魚で寝てしまうと、立ち上がる
事が出来ないんです。

理由は、部屋を歩く時も歩行器を使って見え
るので、そこから寝る事は困難です。

そこで、僕が持っている簡易ベッドを使う
事にしました。

これならば横たわる事ができます。

毎週、車で持ち運びしています。

さ、そこで施術の方法です。

揉む、ほぐすは、あまり出来ないため
関節の動きを柔軟にするために、ストレッチ
や柔らかい整体で、足元から順に施術して
いきます。

腰に金属が入っている事も気をつけなければ
なりません。

時間は約1時間。

僕も随分なれましたが、気が抜けない施術です。

在宅の理学療法も受けて見えるのですが、それだけで
足らないようです。

週一の施術を楽しみにしておられます。

人の体を触る事はとでも奥が深いです。

先週と体調が同じとは限りませんからね。

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