自律神経と呼吸の関わり。
呼吸は、生きるために一秒も欠かせない生命の原点です。
当たり前のように息をしていますので、普段は意識することが
少ないですよね。
でも、私たちは、行動によって自然に呼吸を使い分けているんです。
「息を殺す」➡息を止めて集中する
「ため息」➡ホットした時、また、逆にがっかりした時。
「息が上がる」➡激しく動いた時。
他、色々ですが、このように無意識に呼吸を使い分けて
感情や、体の状態をコントロールしています。
呼吸は、体だけではなく、脳波も変えているので
怒ってる時と笑っている時の呼吸も当然変わってきます。
これを逆に考えると、呼吸の仕方を変えると、心も体も
変えることが出来るということです。
頭に血がのぼって、爆発しそうになった時は、一呼吸おく
つまり深呼吸を一回するだけで感情が半分収まり、考える
余裕ができます。
このように、体(筋肉、内臓)、自律神経、感情(脳)と呼吸はとても
関わりが深いのです。
上手に呼吸をすることで自律神経も安定しやすくなります。
次回は、具体的な呼吸の方法を書きます。