この模型で、よく分かると思います。
背骨の横から黄色く出ているのが、
脊髄神経です。
この神経が筋肉や内臓を動かしています。
視覚や聴覚などの五感も司っています。
命をつなぐ神経になりますので、決して
傷つけてはならないモノなのですが、
背骨の形状や変形による圧迫が起こる
事も珍しくありません。
それは、背骨自体が椎間板軟骨によって
繋がれていますし、それだからこそ
自由に動く事が出来るんです。
でも、軟骨にも寿命があり、軟骨中の
水分が少なくなると、弾力がなくなり
変形が起こりやすくなります。
いわゆる「老化」になるのですが、
椎間板軟骨の老化はとでも早く、20代
半ばにはすでに老化が始まったいる
と言われいます。
なので、40歳、50歳、60歳となれば、
老化をしていて当たり前なんです。
嫌なことに、一度減ってしまったり、変形
してしまうと元には戻す事が出来ません。
代わりになるものが無いんです。
ですから、最悪、手術となると、金属
を骨の代わりに入れて固定する事で、
痛みを取るのですが、稼働範囲が狭く
なり、動きに限界が出てきます。
また、痛みが取れると、つい無理を
してしまって、固定しているボルトが
緩んだりする事もあり、再手術になりかね
ません。
この大切な背骨の健康を左右するのか
骨盤なんです。